蒼穹の裏方

小説,架空戦記,歴史カクヨム,完結,文字数100万~

https://kakuyomu.jp/works/16817139557378745619

未来の知識を有する主人公が、海軍機の開発のメッカ、空技廠でエンジンを中心として、武装や防弾にも口出しして航空機の開発をやり直す。性能の良いエンジンができれば、必然的に航空機も優れた機体となる。加えて、日本が遅れていた電子機器も知識を生かして開発を加速してゆく。それらを利用して如何に海軍は戦ってゆくのか?未来の知識を基にして、どのような戦いが可能になるのか?航空機に関連する開発を中心とした物語。

残酷描写有り 暴力描写有り 航空 戦闘機 エンジン ミリタリー 日本海軍 架空戦記 戦記 戦争

ミリオタで工学畑の現代人が戦前の空技廠のエンジニアに憑依する話。開発が的確すぎて二つ名は預言者。

エンジンや航空機開発にまつわる工学的な話が続く前半部と、非常に強力な航空隊を得た海軍が史実を塗り替えていく後半部に分かれている。

前半で貯めに貯めた分を後半で開放するような形で、なかなか面白かった。