小説,歴史三国志,完結,小説家になろう,文字数10万~

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本社の無茶振りによって海外勤務を繰り返す中年・金刀卯(かねとう) 二郎。
家族仲は最悪、妻や娘からは不用品扱いされていた。
そんな彼の趣味は「三国志」を読む事。
本の中の英雄たちとばかり親しんでいた彼は、ある日事件によって生命を落とした……筈だった。
目覚めた時、彼は劉備の弟・劉亮叔朗になっていた。
元の時代の書物にしか記述がない劉備の弟や、従兄弟たち親族衆。
そして実際に会った劉備も関羽も、曹操や袁紹も本の中の英雄とは少し異なっている。
劉亮として第二の人生を生きる事になった彼は、自分の知っている歴史とは異なる動きを見せる中、類まれなる武力も無し、兵を指揮する能力も無し、商才も謀略の才能も無しながら、最初の人生で培った知識や技能を活かして、推し武将である劉備の為に頑張ろうと決意するのであった。

残酷な描写あり IF戦記 時代小説 逆行転生 中華 男主人公 群像劇 内政 タイムリープ 三国志 123大賞4

資源取引の為の海外出張で危険地帯に飛ばされる系サラリーマンが主人公。

偉い人の無茶ぶりを交渉で解決しているうちに、色々とコネが出来上がり英傑たちから評価されていく。

無茶やらかす兄劉備を諫めつつ、縁の下の力持ちムーブをしていたら歴史が変わっていった感じの作品。

三国志の途中ではあるものの主人公的には一度区切りがついた感じの終わり方。